経済学部の試験は、現在は80分、150点ですが、大学広報によると2027年度(再来年度)以降の試験では、世界史を利用する経済学部B方式で外国語が100分200点満点、地理歴史が100分200点満点に変更になるとのことです。(現行が英200点、小論70点、地理歴史150点の割合。)世界史の占める割合が大きくなりますので、論述問題の分量やレベルは上がることはあっても下がることはなさそうです。
まれに、世界史の知識からやや離れた、思考力を問う問題が出題されることがあります(例:2017年の論述問題や2020年の大問1の問6など)が、こうした設問については、出題頻度・量・配点を考えた場合に、これだけのために特別な対策をするのはさすがにコスパが悪すぎるように思います。普段からものをよく考える習慣をつけることや、ニュースなど世間の動向に一定の気を配ること、常識的な知識を身につけることが大切なのではないでしょうか。